赤ちゃんに親のむし歯はうつる？

歯の豆知識目次

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生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、むし歯に関連する細菌がいません。
では、むし歯菌はどこからやってくるのでしょうか？

むし歯は、主にミュータンス菌とよばれる細菌による感染症です。
唾液によって、ヒトからヒトへと感染することがあります。
お父さんやお母さんは、赤ちゃんにむし歯をうつさないためにどのようなことに注意すればよいでしょうか？

むし歯をうつさないためにできること

今あるむし歯を治す: まずは、お父さんやお母さんのお口の中に今あるむし歯を治すことから始めましょう。むし歯があるということは、むし歯菌の活動が活発であるということです。むし歯菌の数を減少させることが効果的です。

食器を分ける: 赤ちゃんの時期には、離乳食など形態や薄味に配慮した食事をするために、同じお皿から食べるといったことはないかもしれません。大人と同じものを食べる際には、唾液を介した感染を防止するために、スプーンやフォークなどを共有しないようにしましょう。また、熱さを加減するために息を吹きかけるよりも、前もって取り分けておくこともよいかもしれません。

ストローやペットボトルを共有しない: 大人が飲んでいるものを飲んでみたいという願望が出てくると、一口あげようかなと思いがちですが、口をつけたストローやペットボトルは唾液を介して感染する可能性があるので、共有することは避けた方がよいでしょう。こちらも、お子様用のものを用意することがお勧めです。